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少し変わった姿勢改善の考え方

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SNSでも姿勢を良くする系の投稿が流行っていて、姿勢改善ブーム(?)なのかなとも思ったりします。
お客様でも問診票に姿勢の項目にチェックをされる方も多いです。

私自身も姿勢改善は得意分野です。今回は実際に大切にしていることを紹介させていただきますので、姿勢の悩みがあったり、少し気になり始めている方にとっては参考になると思います。

“良い姿勢”は人によって違う

姿勢にはこういった分類があります。解剖学という体の概念に沿って考える場合は一番左側の姿勢に近づけることで不調が改善されていくという考え方です。
この左側の姿勢を「ニュートラル」といったりもしますが、ピラティスなどもこのニュートラルを維持して行うように基本は出来ています。

ただ、事例として多いのが普段デスクワークをしている方や介護などをしていて、一定の姿勢が定着している人は少なくありません。こういった方に「普段からニュートラルを意識しましょう」と言うと仕事のパフォーマンスは低下しやすい上に、返って不調が起きたりします。

仕事によって定着した姿勢は言い換えると、その仕事に適した姿勢と私個人は考えています。

この写真は60分のレッスン前後での比較になりますが、頭を後ろに引くことができ重心位置が整っています。(お客様に許可を得ています)

ただ、常にこの姿勢を維持できるようになる必要はなく、大切なのは“この姿勢とることが出来る”という状態に体をしておくことです。

よく不調の原因を「姿勢が悪いからですね…」と一括される方もいますが、四六時中良い姿勢を意識していたら間違いなく疲れますし、気がおかしくなります。

調子が悪い。痛みが出てきた。
このタイミングで「ニュートラル」にいつでも戻せるスキルを身につけることが、私なりの姿勢改善の在り方です。

自分の場合、姿勢改善にはピラティスを受けていただきますが、ずっと良い姿勢を保ち続けるためというよりも不調を感じたときにお客様自身で“気づき”を得られるようにレッスンさせていただいています。

体の不調と姿勢は必ずしもリンクするとは限りませんが、姿勢の見直しや気づきを得ることで不調レベルが減る方が多いのは事実◎

この考え方だけでも、読んでくださった皆様に伝わりますと幸いです😊

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