仙腸関節性腰痛の疑いのあるお客様が回復されるまでの流れを紹介させていただきます。
仙腸関節はこの赤く記されているところです。
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投稿でも紹介させていただいた通り、仙腸関節に最も求められることは「安定感」です。
今回のお客様は右の仙腸関節に痛みが見られたため、右の不安定感を疑いセッションを行いました。
原則として不安定感がある方の骨盤は、寛骨前傾と呼び骨盤が前に倒れているケースが多いです。
実際に歩行の評価や検査を行うと、左側に頼った体重支持のパターンになっていることが分かりました。
そのため、右側の臀部に感覚を入れて体重を支えられるようになることをこの日のゴールにしました。
加えて、この方の症状として“長時間座っているときも痛みが出る”という特徴があるため、感覚が出てきたところで座位のエクササイズも取り入れます◎
純粋にピラティスを楽しみたい方へはここまでのことは行いませんが、症状の改善を目的とされる方も多いためその場合は痛みにコミットしたエクササイズ選定が必要です👍
1時間のセッション後、仙腸関節の痛みは半分以下に軽減されていました⭐️
お仕事の兼ね合いで座って過ごす時間が長いということなので、再度痛みが起こる可能性もありますが、一度正しい感覚を掴むことで修正するスキルが身に付きます。
これはピラティスの真髄と言っても過言ではありません🤝
同様の痛みでお悩みの方はぜひ1度体験されてみてくださいね😊
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